vol.2
滝沢 菜穂
たきざわ なほ
埼玉県出身・練馬区在住。
全米ヨガアライアンスRYT200インストラクター。
フルタイムで接客の仕事をする傍ら、週1回埼玉県でヨガを教えている。
えーる主催の『生きづらさを抱えひきこもりがちな若年女性ための 「ゆるヨガ女子会」 の講師を務める。
えーるとのつながり
ヨガ講師の資格を取得したとき、ボランティアでヨガを教えたいと思い、どこかで講師をさせてもらえないかと、えーるへ直接連絡をしました。えーる利用団体で講師を探していらした団体があり、ボランティアで講師をさせてもらえることになりました。そのヨガサークルの主催者が、えーるの方に私の話をしてくださり、えーる主催の「ゆるヨガ女子会」の講師として声をかけて頂きました。
ヨガとの出会い
ヨガを始めたのは5~6年前です。それまで15年くらい、気分が落ち込みメンタルが弱っている時期がありました。外出はしていましたが、人と接するのを避けて、アルバイトを少しする程度でした。人生このままでいいのかと考えたときに「少し身体を動かしてみようかな」と思い、ヨガを始めました。
しばらくヨガを続けていたら、徐々に自分を解放できるようになり、ふとある時、「自分を好きになってあげてもいいかな」と思える瞬間がありました。そのときから自分の中で何かが変わっていき、インストラクターを目指すようになりました。恩師であるヨガの先生の厳しくも愛のある指導もあり、2016年11月に全米ヨガアライアンスRYT200を取得しました。今では、ヨガが自分の生活に欠かせないものになりました。
いまのわたし
フルタイムで接客業をしながら、休日には週1回ヨガを教えています。生徒さんは、主に地域の高齢者の方たちです。私よりヨガ歴が長い方ばかりで、色々学ばせていただいています。
えーるの「ゆるヨガ女子会」では、毎回色々な境遇の方が参加されます。参加された方から『ゆるヨガ終了後の全体交流会で講師と会話したことが背中を押し、新たな一歩を踏み出せた』と聞いたときはうれしかったです。
これからのわたし
様々な職場でメンタルを崩している人の力になりたいと考えています。そのため、産業カウンセラーの資格があったほうがいいと思いますが、まずは身近な人の話を聞くことからスタートしたいです。ふとした時に私の言葉を思い出してもらえるような人間になりたいと思っています。そして、人の気持ちに寄り添いながら生きていきたいです。
インスタグラム @nahotakizawa https://www.instagram.com/nahotakizawa/
写真:本人提供/取材・文:田中 斐 (2021年5月)